四季シリーズの「秋」と「冬」を一気に読みました。本読み出すと止まりません... 次いつ日本に帰れるのかわからないのにこんなペースで読んでいっていいのでしょうか (^^;;
「秋」の方では今までのそれぞれシリーズに出ていた登場人物のつながりが書かれています。「夏」でえっ?と思った一場面が引っかかっていたのですが、それが次の作品の伏線だったのですね。ただ、もっと切れ味の鋭いミステリーを期待していたので、内容的には不満足でした。特に「冬」は、内容自体がよくわかりませんでした。
これらの本をまとめてかったときに、レジの女性が「私も四季シリーズ好きなんですよ」と言っていたのですが、私の趣味にはちょっと合いませんでしたね。真賀田四季という天才科学者の軸にして、今までの話をまとめながら新しい内容も追加ということでどっち付かずの印象でした。もっとミステリー色の濃いものを期待していたので辛口ですが、大好きな作家の一人ですので、次のシリーズに期待します!